イタリアの旅 Part3

イタリア 青の洞窟

いのうえさんの旅行記

テーマ:

旅行記タイトル:イタリアの旅 Part3

旅行期間:2004/04/29〜2004/05/05

旅行記の内容:2004年GWのイタリアの旅。
今回は、ローマ、カプリ島、アマルフィ海岸、アルベルベッロ、ナポリの旅です。
これを3つに分けて紹介します。
Part 3 はアルベロベッロです。

写真:2004年GWのイタリアの旅。
今回は、ローマ、カプリ島、アマルフィ海岸、アルベルベッロ、ナポリの旅です。
これを3つに分けて紹介します。
Part 3 はアルベロベッロです。

アルベロベッロのトゥルッリへの行き方(拡大するとわかりやすいですよ)



●町への行き方、帰り方

 アルベロベッロはローマからもナポリからも離れていて、行くだけで半日潰れてしまいます。
車窓を楽しみたいという人は別として、日中の時間を有効的に使いたい個人旅行で行かれる方に行き方を説明します。


 まず、アルベロベッロに宿泊するかしないかが、方法の大きな分かれ道になります。
基本的にはバーリまで飛行機、国鉄、バスで行くことになりますが、(2)に示したように、ローマからの高速バスも1つあります。
あとはターラント経由ですが、シチリア方面から来る場合を除いて、時間がかかります。



【ローマから】
(1)飛行機を利用する。
バーリ Bari まではRome、 Milano、 Torino、 Venice、 Verona、 Catania、 Palermo などから国内線が飛んでいます。
だいたいローマから1時間です。
バーリ空港から市内までは、下のサイト、そこから先は【バーリから】をご覧ください。


バーリ空港

(2)ローマから高速バスを利用する。


 テルミニ駅を夜中の0時に出て、朝6時半に到着します。
その逆は朝7時すぎに出て、ローマに14時頃に到着します。


高速バス

(3)ローマからのユーロスターなどを利用する。

 kaorrin さんの情報によれば、朝7時半に出て5時間でバーリに到着するそうです。
2等で36ユーロ。


ユーロスター

(4)ローマからの夜行列車を利用する。


 ICNという寝台列車がローマを11時過ぎに出て、バーリを朝6時半に通過します。
ICNでも予約して寝台料金を払わなくてもよい席があります(笑)私の旅行記を参考にしてください。


ICN

(5)鉄道とバスを利用する。


 ローマからナポリまたはカゼルタ経由で短い鉄道区間やバス区間を乗り継いで行くという方法もあります。
どうにかしてバーリにたどり着けば大丈夫です。



【ナポリから】
(1)鉄道とバスを利用する。


 短い鉄道区間を乗り継いだり、ナポリからバーリ行きのバスがあります。


バス

【バーリから】
(1)SUD?ESTという私鉄(国鉄の駅の9?10番ホームがそれにあたります)で1時間半、約E3です。
休日は運休していますから不便です。


(2)バスでMartina 行きに乗り、2時間経過したところで到着します。
乗車場所は国鉄の10番ホームを抜けたバーリ駅の裏口のところの広い道です。
また降りる場所もわかりにくいので、運転手さんに言っておいた方が無難です。
休日も運行していますから、私鉄が休みの時はこれを利用してください。
丁度2時間でE3.2程度。
出発時間は、8:30、 12:30、 16:30、 19:20、 21:15です。
寝過ぎて通りこした場合は、同じバスがすぐに帰ってきます(笑)片道10分程度だったと思います。


(3)私鉄の駅のホーム近くで、老人がアルベロベッロまで30ユーロでタクシーで送るよ!と言ってきます。
まぁ、これでもいい人はどうぞ。



【ターラントから】
(1)SUD?ESTという私鉄で1時間E2.60です。
休日は運休していますから不便です。



【その他の地域から】
(1)飛行機を利用する。
バーリ Bari まではRome、 Milano、 Torino、 Venice、 Verona、 Catania、 Palermo などから国内線が飛んでいます。
だいたいローマから1時間です。
バーリ空港から市内までは、下のサイト、そこから先は【バーリから】をご覧ください。


バーリ空港

●アルベロベッロのトゥルッリ地域への行き方
【アルベロベッロのi】
 休日はお休みですから、そういう場合は、ポポロ広場の警察署でもらいましょう。
i(Tourist Information) は中央の大通り( Largo Martellotta 通り)から駅の方向に向かって坂を登りはじめて50mのところにあります。
上記ピンク色部分がトゥルッリの地区です。




【私鉄で来た人】
 駅を出ると、目の前に10時の方向と12時の方向の道が2本あります。
12時方向は坂道をずっと登っていくのでしんどいです。
10時の方向に行きましょう。
100m程度で六叉路に着きます(上の地図の「バス停留所」です)。


 進行方向の12時の方向はポポロ広場に向かいます。
わかりやすい道で、100m程度遠回りになっても構わないという人はこちらへどうぞ。
10時の方向は直接トゥルッリ地域に向かいますが、少しわかりにくいです。
この10時方向に行くと、すぐに道は2つに分かれますが、10時方向に行くと近道で、右方向に行くとポポロ広場に出ます。
近道を選択すると、弓なりに曲がっていて、車通行禁止の看板があり、その場所でまた2つに分かれています。
すぐ後ろに水飲み場があるので、喉が渇いた人はどうぞ。
左手の道にはまたすぐ通行禁止のマークがありますが、左側の道を降りていくと、すぐ右手に観光案内所「i」があり、すぐに大通りに出ます(ここまで駅から5?6分程度です)。
目の前はトゥルッリ群です。
松田聖子の「二十歳のエチュード」でも歌いましょう(笑)

♪トゥルリだ、トゥルリだ?


【バスで来た人】
 到着するのは、図の「バス停留所」の位置です。
バスの進行方向は左上から右下ですから、降りたら、100m先の黄土色?の駅舎を考えても、上の「バス停留所」の位置がわかりますね。
駅を背にして、10時の方向に向かってください。
あとは上と同じです。



●歩き方
 あまり大きな町ではないので、簡単に回れます。
丘の上の教会の近くに、屋根・屋根の上の飾り、屋根に描かれた絵がきれいに5軒並んだ場所があります。


 お土産屋さんとして、大通りに面した場所にあるIl Ricordino が便利でしょう。
日本人の Taka さんがいます。
お願いして、2階から外に出て、屋根をすごく近くから見ることもできますよ。



●泊まり方
Trullidea 3食付きで78ユーロは安いです!トゥルッリに泊まれます。


ホテル
朝食は8時半から、昼食は12時頃から、夕食は8時から近くのレストランです。
食事代だけでもかなりのお得です。

サレルノに到着するバスが遅れて、サレルノからカゼルタに行って、バーリまで夜行列車に乗りました。
寝台車の廊下のサイド椅子で徹夜しました。
驚いたことに天井の荷物置きに横になって寝ている人もいました!

この列車でカゼルタからバーリまで移動しました。
朝6時半到着。
しかし、この後にこのホームの9番、10番にある私鉄Sud-EST 線が休日は運休していることが判明!

このマルチナ行きのバスで、バーリからアルベロベッロに行きました。
約3ユーロで2時間かかります。
休日はこれしかないですね。
途中で止まったところでチケットを買いました。

http://www.fseonline.it/fse/pdf/A100_andata.pdf

アルベロベッロが近づいてくると、こういう草原にトゥルッリが1つぽつんと建っていたりします。
こういう場所でのんびりするのはいいですよねぇ!

アルベロベッロのサンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ・の聖所記念堂。
丘の上の方にあります。
この裏にトゥルッリの博物館があり、中に入れます。

聖所記念堂の前のお洒落なカフェなど。
これをまっすぐ行くとポポロ広場です。

ポポロ広場です。
10時の方向に教会が見えますが、その先がトゥルッリの集落です。
ここに観光案内所iがあるはずだったのですが、見当たりませんでした。
休日は休みだそうですが。

トゥルッリの集落で昼食をしました。
ここはレストラン「L\'Aratro」です。
ここは高めですが、僕の泊まったホテルに泊まると安く食べられます。
Webサイトはhttp://www.ristorantearatro.it/ です。

レストラン「L\'Aratro」にかかっていた絵です。
もしかしたら、増島さんの絵かも。

レストラン「L\'Aratro」の昼食。
左上がアンティパストでチーズとハムのピッツァ(フォッカチャ)?。
パスタは耳たぶのようなオレキエッテ、トマトとチーズのカチョリコッタがけ。
左下はキョフテみたいな食べ物(ソーセージでいいのかな?)。
右下はデザートのフルーツです。

トゥルッリの集落(リモーネ・モンティ地区)を見て歩きました。
松田聖子の「二十歳のエチュード」を思わず口ずさんでしまいました。
♪トゥルリだ、トゥルリだ?♪(笑)

トゥルッリの集落を見て歩きました。
このように屋根のてっぺんの飾りや、屋根に描かれた模様が各々違います。
いろいろな意味があるそうです。
この場所は少し高い位置で、サン・アントニオ教会の手前です。

ポポロ広場の教会からトゥルッリの集落(リモーネ・モンティ地区)を見る。
左側が観光客用です。

トゥルッリの集落(リモーネ・モンティ地区)を見る。
中央に見える広い通りより左側が観光客用です。
左に立っている電灯柱の右側の道を登っていくと、ホテル・トゥルッリディアの受付があります。

ポポロ広場側とトゥルッリの集落(リモーネ・モンティ地区)をわける Largo Martellotta 通りに面したお土産屋さんIl Ricordino。
日本人女性のTaka さんがいて、商品や使い方を丁寧に説明してくれます。
また、2階(鉢が置いてある所)から屋根を見せてくださいます。

トゥルッリの集落(リモーネ・モンティ地区)にあるお土産屋さん。
オリーブオイルなどの使い方とか、説明も詳しい。
この黄色い説明のはいつもは外に出てません。

ホテル・トゥルッリディアに泊まりましたが、オーナーに連れられて、ポポロ広場側のトゥルッリに泊まりました。
左のドアの方は一般家庭で(笑)、右のドアの方が僕の泊まったところです。

ホテル・トゥルッリディアのトゥルッリの部屋の様子。
スィートルーム風でした。
シャワー、トイレ、キッチン、食器付き。

トゥルッリ集落(リモーネ・モンティ地区)の丘の上のサンアントニオ教会の裏にある高級ホテルHotel dei Trulli。
日本人の団体客が泊まっていました。

夕方トゥルッリ集落には動きの速い鳥が多くでています。
屋根の上にはお月様も見えますね。

トゥルッリ集落のお店の中。
屋根の下はこういう感じです。

レストラン「L\'Aratro」での夕食。
左上のアンティパストは昼食と同じ。
パスタはフリチェッリ(自家製マカロニ)・ユネスコ(ソーセージ・ピーマン・トマト・ルッコラ)。
メインは豚肉の薄切りソテー・ポルチーニ茸ソース。
デザートはプリン系。
この食事と昼食と1泊(朝食)で78ユーロでした!

ホテル・トゥルッリディアの早朝。
7時7分の電車でターラントに向かいます。

早朝のアルベロベッロ。
朝8時まではあまり動きはないようです。

私鉄のアルベロベッロの駅。

Web Services by 4travel.jp

メニュー

イタリア 青の洞窟トップカプリ島へ行く船カプリ島の船カプリ島上陸これが青の洞窟だ!

他の方の旅行記のメニュー

春EU紀行*イタリア カプリ島・青の洞窟BlueCave南イタリア旅行?@ナポリ・カプリ島地中海に浮かぶ世界遺産の国「マルタ共和国」アッシジ3泊4日ひとり旅やっぱり楽しいなイタリア旅行!イタリア縦断の旅 ?@青の洞窟・カプリ島イタリア 3泊5日ローマ&カプリ島・青の洞窟イタリア周遊(5) 【ミラノ】イタリア縦断の旅 ?Jミラノイタリア縦断の旅 ?Gヴェネツィアイタリア縦断の旅 ?Fピサイタリア縦断の旅 ?Eフィレンツェイタリア縦断の旅 ?Dサン・ジミニャーノイタリア縦断の旅 ?Cシエナイタリア縦断の旅 ?Bローマイタリア縦断の旅 ?Aヴァチカン市国イタリアの旅 Part3イタリアの旅 Part2イタリアの旅 Part1シチリア島と南イタリアの旅・・旅いつまでも地中海・マルタの旅 0・・旅いつまでも・・欧州・バックパッカーの旅【44】 イタリアのナポリとソレント欧州・バックパッカーの旅【43】 イタリア・ナポリからカプリ島「青の洞窟」へ欧州・バックパッカーの旅【42】 イタリア・ナポリからポンペイへPrague-Naples 10 CapriPrague-Naples 9 Salento感動  イタリアの旅  カプリ島ピザ発祥の地「イタリア共和国?ナポリ」ナポリ湾の真珠「イタリア共和国?カプリ島」マルタの旅【3】 青の洞窟とハガール・キム神殿憧れのカプリ島☆8/30?ローマ編Part2?8/28?カプリ島編?2006.12 イタリア旅行?G?ナポリにちょっと立ち寄る?初めてのイタリア?ギリシア旅行vol.5【ナポリ、ポンペイ遺跡】イタリア旅行記(ベネチアカーニバルが見たい!)前半【イタリア-9都市周遊の旅?I】6日目 ナポリ 欧州バックパッカーの旅【11】 1971年の イタリア、ポンペイ・ナポリ・ソレント・カプリ島南イタリアMKその1(カプリ島)Capriへの旅そうだ台湾に行こう!イタリア♪ミラノ?ローマ☆母娘旅行イタリアの旅 6/9 ナポリ・カプリ島編南イタリア?E カプリ島:アナ・カプリ地区南イタリア?D カプリ島へ:カプリ地区ヨーロッパ感動の旅 《12の3》南イタリアへ一人旅 カプリ島編NO1:2006年末ー2007年始のイタリア旅行記 (旅の準備?ローマ着)

関連項目のメニュー

カプリ島カプリ島の地理カプリ島の観光カプリ島の青の洞窟カプリ島の歴史カプリ島の関連項目

リンク

カプリ島関連のリンク集